こんにちは。四畳半です。
今回はPJCS2024予選と本戦で使用した構築を紹介します。
構築経緯
レギュレーションFでも依然として使用率が高いハバタクカミとウーラオスを上から倒せるポケモンを使いたいと思ったところから構築がスタートしました。
その中でも注目したのがヒスイドレディアです。葉緑素によって晴れ状態で素早さブーストの最速ハバタクカミを抜けること、草+格闘の範囲が水ウーラオスと悪ウーラオスの両方に強い点が求める条件に噛み合っています。
ヒスイドレディアを使うとなると、真っ先に思い浮かぶ相棒はコータスでした。いわゆるドレディアコータスという並びです。この並びの強い要素は主に以下の通りです。
・ドレディアのお先にどうぞでコータスの噴火を上から通せる
・ドレディアの眠り粉で面倒なポケモンを眠らせられる
・コータスが鈍足なので相手のトリックルームを牽制できる
しかし、これらの強みは現環境ではあるポケモンに簡単に封じられてしまいます。それがガオガエンとタケルライコです。
威嚇でヒスイドレディアの火力を削ぎながら猫騙しを使える炎半減のガオガエン、こちらの晴れで古代活性を発動してくる炎半減のタケルライコはドレディアコータスの天敵になります。さらに、お先にどうぞと眠り粉はこの指止まれに吸われてしまうため、眠り粉が効かないオーガポンが非常につらいです。
これらの要素から、初手に並べるドレディアコータスは現環境ではとても苦しいと言わざるを得ませんでした。では、ヒスイドレディアは弱いのかと言われると決してそんなことはありません。初手に並べてしまうのが問題なのであれば、ヒスイドレディアを後発から選出すればいいと考えました。
コータスハバタクカミの並び
ヒスイドレディアを裏から選出するとなると、初手のコータスの隣に並べるポケモンが別に必要になります。この枠に求められるのはドレディアコータスを見て選出されやすいガオガエン+タケルライコを倒せるポケモンです。
この条件を満たせるポケモンとしてハバタクカミが採用されました。古代活性+拘り眼鏡+手助け+フェアリーテラスタルのフルパワーマジカルシャインでHDベースのガオガエンや等倍テラスタルのタケルライコを一撃で倒すことができます。
ドレディアのお先にどうぞによるサポートがない以上、コータスは自分で殴るよりもサポーターとしての運用が好ましいと考え、手助けと欠伸を採用することにしました。
ヒスイドレディアの技構成について
初手にコータス+ハバタクカミ、裏にヒスイドレディアという並びが決まったところで、ヒスイドレディアのお先にどうぞが不要になりました。インファイトとソーラーブレードは確定として、他に何かいい技がないか探した結果、アンコールが候補に挙がりました。ヒスイドレディアを裏から投げることを考えると、ゲーム中盤から終盤にかけての強力な詰め筋としての運用が期待できます。
コータスエンテイの並び
次に、ハバタクカミを初手に置けない場合にコータスの隣に並べられるポケモンとハバタクカミが上から縛られている状態の引き先になるポケモンが必要です。
この2つの要素を満たしているポケモンとしてエンテイが基本選出の4枠目として採用されました。コータスの隣にも置けますし、ハバタクカミを狙ったパオジアンの氷柱落としやゴリランダーとタケルライコのグラススライダー+迅雷の集中攻撃に対しての引き先にもなれます。
晴れ状態の聖なる炎は火力と火傷を押し付けられる優秀な技で、バークアウトと合わせると確率次第で物理と特殊のどちらにも干渉できます。コータスの欠伸、ヒスイドレディアのアンコール、そしてエンテイの聖なる炎とバークアウトで盤面のコントロールを行うことができます。
vs雨パ
晴れパを使うにあたって、雨乞いトルネロスに勝てないようでは話になりません。解決策として、こちらも日本晴れトルネロスを採用しました。
天敵のトルネロスブリジュラスに対してしっかりと勝てるように、テラスタイプや素早さに工夫が施されています。
vsディンルー
トルネロスを入れることで雨パにも対応できるようになりましたが、このままでは相手のテラスタルを使ったディンルーの処理が難しいです。
解決策として、拘り鉢巻ウガツホムラを採用しました。拘り鉢巻+手助け+炎テラスタルのフレアドライブでディンルーをワンパンすることができます。
構築
コンセプト
・ハバタクカミのマジカルシャインで残数を減らして欠伸とアンコールで詰める
・欠伸とアンコールで盤面をコントロールしてハバタクカミのマジカルシャインを通す
・熱い岩による晴れターンの認識のズレを活かす
個体紹介
コータス@熱い岩
呑気 日照り 草テラスタル
努力値:H252 B4 D252
実数値:177-×-177-105-122-22(S個体値0)
熱風/手助け/欠伸/守る
調整
HB:A特化ウーラオスのインファイトを93.8%で2耐え
HD:控えめC124振りタケルライコの古代活性流星群を確定耐え
本構築の晴れ始動枠です。
呑気でHDに振り切ることで、あらゆる攻撃を大体耐えることができます。
基本的には初手に出して手助けや欠伸を押すポケモンで、味方の攻撃と合わせて相手の残数を減らすか欠伸で面倒なポケモンを裏に流すことを意識しています。
熱い岩を持たせることで後続の晴れターンを枯らすことなく運用できます。欠伸で居座ることを強みの一つにしているので、晴れターンをしっかりと裏に残せるのが優秀です。特に後述するヒスイドレディアのアンコールと相性が良く、一度熱い岩で使ったらもう他のアイテムを持たせられないと感じるほどに強力な要素でした。
テラスタルは草を選択しました。実際に使うことはあまりありませんが、ヘイラッシャやモロバレルに対して安全に行動できるようになります。
ヒスイドレディア@気合の襷
意地っ張り 葉緑素 ステラ
努力値:A252 B4 S252
実数値:145-172-96-×-95-157
ソーラーブレード/インファイト/アンコール/守る
調整
ソーラーブレード
H4-B124振りハバタクカミを確定1発
H204振り水ウーラオスを確定1発
ステラソーラーブレード
H164-B252振りハバタクカミを確定1発
手助けソーラーブレード
H4振り化身ランドロスを確定1発
手助けインファイト
H92振りオーガポンを確定1発
S:晴れ状態で最速Sブーストテツノツツミ抜き
本構築の軸であり、隠れたエースアタッカーです。
後発で選出することで相手が初手に出してくるドレディアコータス対策枠を潜り抜けます。
一般的には考慮されにくいアンコールがとにかく強力です。相手の守るや積み技、猫騙しや迅雷などを捕まえることでゲーム終盤の詰め筋になります。単体でも優秀な技ですが、熱い岩コータスと組ませた際に真価を発揮します。
まず1つ目は、欠伸と合わせたコントロールです。例を挙げますと、ゲーム中盤で相手の残数が残り3匹と仮定します。ヒスイドレディアは相手の守るなどに対してアンコール、コータスがそのポケモンの隣に欠伸を入れます。すると、相手はアンコールと欠伸を解除するために引っ込める必要があるのに、残数を1匹でも失っていると片方のポケモンしか引っ込めることができません。そのため、盤面のどちらかには必ず次のターンに行動できないポケモンが1匹残ります。残数が2匹以下ならそもそも引っ込めることすらできないのでまともに行動できなくなります。この状態を意図的に作ることで相手の盤面をぐちゃぐちゃにできます。
もう1つが、熱い岩と合わせた晴れターンの認識のズレです。相手は晴れターンを基本は5ターンだと認識しているので、晴れターンが残り1ターンの表示で守るを使ってくることが多いです。これは相手視点では晴れターンを枯らすことでドレディアの葉緑素を無効化して素早さ関係を逆転させるための行動になります。しかし、実際には熱い岩の効果で晴れターンは6ターン目以降も継続します。その結果、相手の素早さ逆転のための守るがこちらにとってはアンコールの起点にしかなりません。葉緑素も継続して発動しているので素早さ逆転を許さずに上からアンコールを入れることができます。
これらの搦め手と高速高火力のアタッカーを兼ねているのがヒスイドレディアの強みになります。使用感としては岩オーガポンがSブーストハバタクカミの上から眠り粉をちらつかせながらアンコールを打ってくる……みたいなポケモンです。
眠り粉は命中不安なうえにモロバレル対策に引っかかりそうなので不採用です。条件次第ではアンコールが眠り粉以上の拘束性能を有しています。
テラスタルはステラを選択しました。硬めのハバタクカミを確実に倒したり、手助けと合わせて瞬間火力を2倍に高めることができます。草+格闘というタイプは攻守ともに優秀で、環境に存在するポケモンを等倍以上で殴れるだけでなく、先制技(迅雷、不意打ち、アクアジェット、グラススライダー)を軒並み半減にできるので意外と場持ちもいいです。
ハバタクカミ@拘り眼鏡
控えめ 古代活性 フェアリーテラスタル
努力値:H52 B4 C228 D12 S212
実数値:137-×-76-202-157-182
ムーンフォース/マジカルシャイン/シャドーボール/パワージェム
調整
手助けフェアリーテラス古代活性マジカルシャイン
H252-D172振りガオガエンをダブルダメージで確定1発
H252振り等倍テラスタケルライコをダブルダメージで確定1発
手助けフェアリーテラス古代活性ムーンフォース
穏やかH252-D228クレセリアを確定1発
手助け古代活性シャドーボール
H252-D156振りモロバレルを確定1発
パワージェム
D4振り炎オーガポンを確定1発
H4振りヒスイウインディを確定1発
HB:陽気パオジアンの不意打ちを81.3%で耐え
HB:A特化水オーガポンの水テラスツタ棍棒を晴れ状態で確定耐え
HB:A特化水ウーラオスの水テラス水流連打を晴れ状態で確定耐え
HD:C特化電気テラス命の珠タケルライコの古代活性迅雷を87.5%で耐え
S:最速トルネ+3(Cブーストハバタクカミミラー意識)
本構築の破壊神です。
初手に来やすいガオガエンやタケルライコを全盛りのマジカルシャインで吹き飛ばします。
火力と素早さを限界まで高めているので自分より遅いポケモンには滅法強く、自分より速いポケモンには滅法弱いという性質をしています。特にパオジアンの氷柱落としや先制技の重ね掛けで倒れてしまいますが、その際は裏のエンテイに引きながら隣のコータスで欠伸をすることで盤面を維持できます。
物理耐久は壊滅的ですが、晴れ状態だと水ウーラオスや水オーガポンの攻撃を耐えてくれるので割りとなんとかなります。
このポケモンを初手で通すのか、欠伸やアンコールで盤面をコントロールしてから通すのかを選出画面で決めておくことでゲームのプランを立てやすくなります。
テラスタルは火力を上げながら悪を半減にできるフェアリーを選択しました。猫騙しが通らないステラも優秀ですが、悪を半減にしないと鉢巻悪ウーラオスの前で行動権がないので今回はフェアリーにしています。
エンテイ@突撃チョッキ
意地っ張り 精神力 草テラスタル
努力値:H164 A196 B20 D116 S12
実数値:211-176-108-×-110-122
聖なる炎/地団駄/バークアウト/神速
調整
晴れ聖なる炎
H84-B252振りハバタクカミを確定1発
晴れ聖なる炎+神速
H164振り化身ランドロスを確定
晴れ聖なる炎+手助け晴れ聖なる炎
図太いH252-B156振りクレセリアを確定
HB:A特化悪ウーラオスの鉢巻暗黒強打を確定耐え
HD:C252振り化身ランドロスの大地の力を確定耐え
構築の痒い所に手が届く過労死枠です。
あらゆる攻撃を1度は耐えながら聖なる炎とバークアウトで盤面を荒らします。
聖なる炎は追加効果も優秀ですが、晴れ状態だと普通に火力も高いので大抵のハバタクカミを倒せます。特に交代際に打つ聖なる炎が強力で、欠伸で引かせるタイミングで裏のポケモンに打てると試合を終わらせるレベルの可能性を秘めています。反面、欠伸に対して居座られてしまった際に聖なる炎で火傷になると眠らなくなるのでリスクとリターンを考えて打つ必要はあります。
精神力で威嚇も猫騙しも効かないのでガオガエンにとても強いです。イーユイの悪の波動で怯まないのも素晴らしいです。
テラスタルは草を選択しました。地面を半減にしながらモロバレルのキノコの胞子を無効化できます。
トルネロス@メンタルハーブ
穏やか 悪戯心 電気テラスタル
努力値:H244 B164 D100
実数値:185-×-111-145-124-130(S個体値29)
木枯らし嵐/日本晴れ/怖い顔/追い風
調整
HB:A特化ヒスイウインディの鉢巻岩雪崩をダブルダメージで93.8%で耐え
HD:C188振りハバタクカミのフェアリーテラス眼鏡ムーンフォースを確定耐え
S:無振りトルネロスより1遅い
追い風ミラー対策と天候パ対策枠です。
雨パを強く意識しており、S個体値を29にすることで無振りトルネロスに対して雨乞いの下から日本晴れを打てるようにしています。
テラスタルは電気を選択しました。仮想的であるトルネロスブリジュラスに対してエレクトロビームと木枯らし嵐を半減にすることで追い風と日本晴れの両方を使用することができます。タケルライコやサーフゴーの前でも生存できるので受けテラスとしては非常に優秀でした。電気を無効にできる地面も試しましたが、水と氷が抜群なのは天候パ相手に投げるポケモンとしては不安が残るので電気で採用しています。
ウガツホムラ@拘り鉢巻
陽気 古代活性 炎テラスタル
努力値:H84 A164 B4 D4 S252
実数値:191-156-142-×-114-157
ヒートスタンプ/ワイドブレイカー/フレアドライブ/地団駄
調整
手助け晴れ炎テラスフレアドライブ
腕白H252-B156振りディンルーを確定1発
手助け晴れ炎テラスヒートスタンプ
H252振りオーガポンを半減で確定1発
H172振り水ウーラオスを確定1発
晴れ炎テラスヒートスタンプ
H252-B148振りオーロンゲをリフレクター込みで確定1発
H252振りブリジュラスを確定1発
晴れヒートスタンプ
H252振り化身ランドロスを確定1発
H252振りオーガポンを等倍で確定
地団駄
H252振りキラフロルを確定1発
H252振りヒードランを確定1発
H4振りヒスイウインディを威嚇込みで確定1発
S:古代活性でSブースト
本構築の破壊神その2です。
ありとあらゆるポケモンを一撃で粉砕します。
ハバタクカミと違って耐久が高く、Sブーストでパオジアンの上から攻撃できるのでハバタクカミが苦手なポケモンに強いです。
特にハバタクカミとは縦の相性が良く、ウガツホムラに飛んでくるドラゴン技をハバタクカミで受ける、ハバタクカミに飛んでくる炎草電気鋼技をウガツホムラで受ける……といったサイクルを行うこともできます。
地団駄を採用することで晴れパでは処理が面倒なキラフロルやヒスイウインディに強く出ることができます。
テラスタルは炎を選択しました。火力が上がるだけでなく、ドラゴンを等倍にしたりフェアリーを半減にできるので受けとしても優秀です。
選出
基本選出①
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対応範囲が最も広い選出です。ハバタクカミが上から行動できるときは手助けテラスマジカルシャインで残数を減らし、ハバタクカミが上から縛られているときはエンテイに引きながら欠伸を入れることで有利な盤面を維持できます。
終盤はヒスイドレディアで詰める動きを意識することで不要な負け筋を減らすことができます。
基本選出②
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初手にハバタクカミを置きにくい場合はエンテイを初手に出します。コータスの欠伸で盤面をコントロールしながら晴れ状態の聖なる炎で残数を減らしていきます。
ハバタクカミの行動を阻害するポケモンを欠伸で裏に流すことで、裏のハバタクカミを通していきます。ハバタクカミを上から倒してくるポケモンの行動をヒスイドレディアのアンコールで固定することでハバタクカミが自由に動けるようになります。
vsトルネロスブリジュラス水ウーラオス
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トルネロスミラーはこちらのトルネロスの調整が活きます。トルネロスブリジュラスに対しては追い風、トルネロス水ウーラオスに対しては下から日本晴れで対処していきます。
トルネロスの電気テラスタルで木枯らし嵐とエレクトロビームを半減にすることで、トルネロスが倒される前に日本晴れと追い風の両方を使うことができます。
vsガチクレセトリル
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大体ガオガエンクレセリアで来るので手助けテラスムーンフォースでクレセリアを倒します。裏からクレセリアが来る場合は手助フェアリーテラスマジカルシャイン+コータスの熱風で倒せるのでトリックルームをされてもガチグマ以外を倒していれば勝てます。
vsスタンパ
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ガオガエンタケルライコで来たら手助けテラスマジカルシャインで吹き飛ばします。ハバタクカミが先制技などで上から縛られているときはエンテイに引きながら欠伸で誤魔化します。ハバタクカミが出しにくいタイプの構築ならエンテイを初手に投げても勝てることを確認しています。
vs追い風ミラー
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トルネ水ウーラ以外なら追い風から展開、トルネ水ウーラオスなら日本晴れから展開します。水ウーラオスが水テラス+神秘の雫や鉢巻を持っていないなら水流連打を耐えるのでハバタクカミが行動できます。明らかに火力アップアイテムを持っていそうな場合は追い風+テラスマジシャが強いですが、この動きは追い風+スカーフ水流連打で咎められるので完全な正解は難しいです。
vs毒寿司
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キラフロルトドロクツキで来ることが多いので地団駄でキラフロルを倒しながら欠伸をトドロクツキに入れます。裏からヘイラッシャが死に出しされるので、相手は欠伸が入ったトドロクツキをシャリタツに引いて合体してきます。このときのヘイラッシャの行動は、様子見の守る、欠伸透かしの身代わり、2匹に弱点が突ける地震の3通りです。
そこで、ウガツホムラをヒスイドレディアに下げながらコータスで草テラス欠伸をすることで守ると身代わりに対してはアンコール、地震に対しては半減で受けながら欠伸を入れることができます。
ヘイラッシャの行動を制限したあとはコータスを下げてヘイラッシャを全力で殴っていきます。必然的に4匹とも毒びしを踏むことになりますが、HPギリギリで仕留め切れます。
vsバンドリ
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バンドリの通りが良すぎるので、相手は追い風を展開して裏からバンドリを出して来ることが多いです。バンドリに対してはエンテイを草テラスしながら殴っていき、隙を見てコータスをトルネロスに下げて追い風をします。お互いが追い風をした場合は、最終的に晴れ状態のハバタクカミを通す盤面を意識していきます。
vs雪
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雪に対してはトルネロスを生存させながら日本晴れを維持することが大切です。雪状態で水オーガポンや水ウーラオスに行動されてしまうと受けれるポケモンがいないので、裏からアローラキュウコンが来そうなときは既に日本晴れ状態でも日本晴れを押すことがあります。
vs壁
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壁役がヤミラミだろうがオーロンゲだろうが晴れ炎テラスヒートスタンプでリフレクターがあっても倒せます。コータスは隣に欠伸を押し続けて相手の積みを許しません。
やる気のコノヨザルだけが面倒ですが、ヒスイドレディアのアンコールで守るやビルドアップを固定すれば問題ありません。
vsホムラカイリュー
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相手のウガツホムラの処理が面倒な代わりに、相手はコータスの処理を迅速に行うことができません。ウガツホムラにひたすら欠伸を入れることで裏に流し、ウガツホムラ以外のポケモンを倒して数的有利を押し付ける形を取ります。
ウガツホムラ
欠伸で流せるとはいえいくらなんでも処理スピードが遅すぎます。ウガツホムラミラーではフェアリーテラスを使わないとワイドブレイカーがしんどくない?って言いながら炎テラスフレアドライブを無理やり通してワンパンしたりしてました。
イエアルマ
イエカシラはなんとかなるけどイエアルマだけは厳しいどころの話ではないです。どのくらい厳しいかというとランクバトルでイエアルマイトマルに負けました。
(なにこれ)
戦績
・PJCS2024第2回予選 30-14 レート1743 最終132位
・S15ダブル 47-13 レート1969 最終86位
・PJCS2024本戦 11-9 レート1508 〇〇〇〇×〇〇〇××〇×〇××〇××〇×
感想
圧倒的な火力の押しつけと盤面のコントロールを両立できた構築でとても気に入っていたのですが、本戦では7-1から勝ちきれなくて悔しい気持ちです。
ダブルのヒスイドレディアのアンコールは採用率が低い技ですが、眠り粉やお先にどうぞを抜いても入れる価値のある技だと感じました。熱い岩を使った晴れターンの認識のズレを上手く使えたのも初見殺しとしては充分だと思います。
レギュレーションFは今月で終わってしまいますが、冒頭にレンタルチームIDも載せているのでよかったら使ってみてください。欠伸とアンコールを上手く使いこなせると本当に楽しいです。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。次はレギュレーションGでお会いしましょう。