畳日記

ポケモンの色々なルールをやってます

【PJCS2023予選6位】拘りパオコノヨ

 

こんにちは。四畳半です。

今回はPJCS2023予選と本戦で使用した構築を紹介します。

 

 

戦績

・第2回予選 23-4 レート1784 最終164位(繰り上げ抜け)
・第3回予選 30-8 レート1823 最終6位
・追加本戦   8-2   レート1580 最終71位
・S5ダブル     69-31  レート1958 最終48位

 

 

構築経緯

予選のルールがレギュレーションCということで4匹の災厄ポケモンが使用可能になりました。その中でも特に目を引いたのはパオジアンです。パオジアンの強い要素は主に以下の通りです。

・高速高火力のアタッカーになれる
・命中率100%の技のみで構成できる
・タイプ一致の先制技を使える
・災いの剣により隣のポケモンの物理火力を補強できる

熱風を採用すると命中率が不安定なイーユイ、受け気味なディンルー、チオンジェンと異なりシンプルに火力を押し付ける性能が高いと思いこのポケモンを軸に組むことにしました。

パオジアンの相棒と言えば当初から一般的にはカイリューと言われていました。災いの剣ノーマルテラス鉢巻神速の火力と、カイリューが精神力の場合は威嚇が効かないのが相性の良さに繋がっていると思います。しかし、自分はこの並びに懐疑的でした。

・パオジアンの技威力が低く火力が思ったより高くない
・精神力にしないと威嚇がきついがマルスケにしないと耐久が不安
・神速が通らない相手に対してカイリューのSが遅くて動きにくい

そこで、パオジアン自体の型と隣に並べるポケモンを考察した結果、パオジアンコノヨザルの並びが強力であると感じました。

 

パオジアンコノヨザルの並びパオジアンコノヨザル

まずはパオジアンについてです。一般的な陽気ASの襷パオジアンの火力には物足りなさを感じていました。色々とダメージ計算をしていると、拘り鉢巻を持たせた意地っ張り悪テラス不意打ちでテツノツツミレベルの物理耐久ポケモンをワンパンできることに気付きました。これを活かさない手はないと思い、意地っ張り拘り鉢巻悪テラスという火力に特化したパオジアンを採用することにしました。

次に横に並べるポケモンについてです。求める要素は災いの剣と相性の良い物理アタッカーであること、威嚇を起点にできること、初速が速いポケモンです。
鉢巻パオジアンの奇襲性能が高いこともあり、隣のポケモンにも相手に読まれにくそうな奇襲性能があるとより良いと思いました。そこで採用したのがスカーフコノヨザルです。
そこそこ高いAでタイプ一致のインファイトを使えること、負けん気で威嚇を受けるとAが上がること、スカーフを持つことでハバタクカミを抜けることが求める要素と噛み合っています。

後発ポケモンの並びミミッキュギャラドス

初手のパオジアンコノヨザルがどちらも拘りアイテムを持っている以上、引き先は必ず必要になります。単純に攻撃を受けるだけなら耐久力の高いポケモンで事足りますが、パオジアンコノヨザルの並びが攻撃的である以上、ある程度攻めのテンポを失わない物理ポケモンが好ましいです。

そこでまず採用されたのがミミッキュです。化けの皮によってどのような攻撃でも1度は無効化できるので雑に後投げしても生存できますし、少し足りない火力を災いの剣で補うことができます。先制技の影打ちを使えるのでパオジアンコノヨザルで削った相手を上から刈り取れる点も優秀です。ただ引っ込めるだけでは相手の負担が少ないと思い持ち物にゴツゴツメットを持たせました。

もう一匹はギャラドスを採用しました。威嚇で相手のAを下げれること、地面と炎に耐性があり地震や熱風に後投げしやすいことが引き先として噛み合っています。
ギャラドスは素早さが中途半端で先制攻撃技もなく、攻撃面での性能がいまいちといった欠点を抱えていましたが、今作から手助けを習得してこれらの欠点を埋めることが可能になったのも高評価です。

 

補完ポケモンの並びテツノツツミユキノオー

メインの4匹が全て物理ポケモンになっており、キラフロルヘイラッシャ+ハバタクカミイーユイのような毒寿司への勝率があまり高くないことが気になりました。さらに、まともな範囲技がないのでモロバレルやイッカネズミのような相手の攻撃を自身に吸い寄せるポケモンも苦手でした。

そこで最後に採用した並びがいわゆるツツミノオーです。範囲技の吹雪を重ねることでモロバレルやイッカネズミに強いこと、毒寿司に対しても立ち回りで有利に戦えることが決め手になりました。

採用理由が少々ピンポイントなため、テツノツツミのテラスタイプや耐久調整、ユキノオーの持ち物や技に少し工夫が施されています。

 

構築

 

コンセプト

・相手の想定外の火力や行動を通して常に数的有利を維持する

・守るを採用せずに交代だけで受けを残す

・使用率1位のハバタクカミを行動させない

・特定の並び(ハバカミイーユイ、パオジアンカイリュー、追い風展開、キラフロルヘイラッシャ)にイージーウィンを狙う

 

個体紹介

パオジアン@拘り鉢巻

意地っ張り 災いの剣 悪テラスタル

努力値:H12 A252 B4 D28 S212

実数値:157-189-101-×-89-182

地獄突き/アイススピナー/不意打ち/瓦割り


調整
悪テラス不意打ち
H140振りテツノツツミを確定1発
H84振り水テラスサーフゴーを確定1発
HB特化ハバタクカミを確定1発

悪テラス地獄突き
H252振りコノヨザルを確定1発
H252振り水テラスサーフゴーを確定1発
H252振りハッサムを確定1発
H108振りセグレイブを確定1発

手助け悪テラス不意打ち
H252振りコータスを確定1発
H252-B132振りフェアリーテラスハバタクカミを確定1発
H148振りイーユイを確定1発

手助け悪テラス地獄突き
H244振りヘイラッシャを93.7%の高乱数1発

アイススピナー
HB特化モロバレルを確定1発
H252振りディンルーを37.5%で1発

HB:A特化カイリューのノーマルテラス鉢巻神速を81.3%で耐え
HB:意地っ張りA36振りコノヨザルのドレインパンチを悪テラスで確定耐え
HD:C252振りハバタクカミのダブルダメージマジカルシャインを62.5%で耐え
HD:C特化イーユイのダブルダメージ熱風を悪テラスで確定耐え

S:Cブーストハバタクカミをほぼ抜いているライン

 

本構築の軸であり破壊神です。
特筆すべきはその火力です。性格、持ち物、テラスタルで火力を上げた結果、陽気ASパオジアンの約2.2倍の威力で悪技を打つことができます。等倍なら並大抵の耐久ポケモンを1発で、手助けを加えると半減でも低耐久なら1発、等倍ならヘイラッシャレベルのポケモンを葬ります。実際、不意打ちで数多のハバタクカミとテツノツツミを破壊しました。

守るを入れる必要がないため地獄突きを入れることができるのですが、この技がとても強力です。一般的なパオジアンの技構成はアイススピナー/不意打ち/聖なる剣/守るのようになりますが、これだと悪技が不意打ちしかありません。
悪技はタイプ上、通りのいい技ではありますが、不意打ちには以下の欠点があります。

・補助技を使われると不発になる
・交代先のポケモンに通らない
・怒りの粉やこの指止まれに防がれる

これらの欠点を解決してくれるのが地獄突きです。ビルドアップや悪巧みを積んでくるコノヨザルやサーフゴー氷技読みでモロバレルから引いてくるウインディやサーフゴーイッカネズミやモロバレルの横にいるコノヨザルやサーフゴーにぶっ刺さります。
他にもタイプ上は有利なのに不意打ちが通らないドータクン、イエッサン、ソウブレイズ、リキキリン、ヤレユータン、グレンアルマなどを1発で倒すことができるので相手の想定外の範囲から数的有利を取ることができます。

鉢巻のおかげでアイススピナーの火力も十分です。採用理由が命中安定なので氷柱落としは不採用です。

ツツミノオーミラーを考慮して瓦割りを採用しています。たまにいるオーロンゲディンルーやクレッフィ軸の構築に刺さると楽しいです。

悪テラスを切ることで炎、岩、鋼、格闘のダメージを軽減できて生存できる可能性が上がるので積極的にテラスタルを使っていました。

 

ちなみに全てが上手くいくと以下のようになります。

 

 

 

コノヨザル@拘りスカーフ

意地っ張り 負けん気 炎テラスタル

努力値:H100 A172 S236

実数値:198-172-100-×-110-140

インファイト/岩雪崩/シャドークロー/命がけ

 

調整
インファイト
H188振りテツノツツミを雪状態で災いの剣込みで確定1発
H204振り水テラスイーユイを災いの剣込みで確定1発
H252振りウインディを負けん気+災いの剣込みで確定1発

シャドークロー
H196-B36振りハバタクカミを確定1発
H252-B228振りハバタクカミを災いの剣込みで確定1発

岩雪崩
H252ファイアローをダブルダメージで災いの剣込みで確定

H:命がけでH252カイリューを確定
S:準速スカーフイダイナキバ抜き

 

パオジアンの相棒枠です。
負けん気による威嚇牽制力が高いだけでなく、それなりの耐久を持ちながら高火力で殴れる種族値が優秀です。

一般的なスカーフコノヨザルは命がけで持っていける範囲を広めるためにHを振り切るイメージがありますが、この構築ではHをカイリューが倒せる198までに抑えて残りを全てAに振っています。その理由として、命がけを押すより単純に殴った方が強いからです。命がけで相手を倒しても3vs3になるだけで数的有利は取れません。それなら普通に殴って4vs3にした方が有利ですし、災いの剣によるBダウンがそれを可能にしています。実際、シャドークローで数多のハバタクカミを破壊しました。

かといって命がけが不要というわけではなく、数的有利を取った終盤で役に立ちます。鉄壁を積んできたアーマーガアやキョジオーンなど、基本選出の物理4匹では処理が面倒なポケモンを隣と合わせて倒すことができるのはやはり優秀です。イエッサンやドータクンヤレユータンなどのトリックルーム役を倒せるのも高評価です。

岩雪崩は便利な範囲技で威嚇を入れに来たウインディギャラドスに通るだけでなく、ファイアローウルガモスなどの格闘打点が通らないポケモンを破壊することができます。パオジアンの悪テラス不意打ちと重ねることでフェアリーテラスハバタクカミを倒せるのも偉いです。

ゴーストタイプで格闘とノーマルを無効にできるので、パオジアンからの交代先としても相性が良いです。テラスタイプはハバタクカミイーユイの打点を抑えるために炎タイプにしています。

 

 

ミミッキュゴツゴツメット

意地っ張り 化けの皮 水テラスタル

努力値:H212 A156 B140

実数値:157-143-118-×-125-116

じゃれつく/ドレインパンチ/影打ち/鬼火

 

調整

じゃれつく
H4振りテツノカイナを確定2発

ドレインパンチ
H252振りイーユイを確定2発
H4振りテツノツツミを高乱数2発
H252振りバンギラスを確定2発
H252振りドドゲザンを確定2発

影打ち
手助け込みでH4振りハバタクカミを確定

HB:特化イダイナキバのぶちかまし+皮ダメージを確定耐え
HD:特化イーユイの火炎放射+皮ダメージを確定耐え
S:あんまり振ってないカイリューより大体速いくらいのライン

 

構築の痒い所に手が届く過労死枠です。
ゴツゴツメットを持たせながらAB寄りの振り分けをすることで物理相手に滅法強くなります。特にパオジアンカイリューに対しては無類の強さを誇ります。

ゴツゴツメットでパオジアンの襷を無効化してドレインパンチで倒して回復
ゴツゴツメットカイリューのマルチスケイルを剝がしてじゃれつくを打てる

全てのダメージを1度だけ防げる化けの皮の性質がゴツゴツメットと災いの剣に噛み合っており、接触技しかないポケモンは最低でもミミッキュに2回触れないと倒せないので2回以上ダメージを受けることになります。災いの剣の味方Bダウンも化けの皮で1度防げるので相性がとても良いです。

ドレインパンチも災いの剣や後述するオーロラベールシナジーがあり、格闘抜群のテツノツツミやイーユイ、ドドゲザンやバンギラスなどの殴り合いの中で回復できるので明確に強く出ることができます。じゃれつくと違って命中が安定しているため、不要な技外しを減らせるのも便利です。

コノヨザルと同様にゴーストタイプなので格闘とノーマルを無効にできます。パオジアンからの引き先にもなりますし、コノヨザルと並べることで鉢巻カイリューの神速を完封したり、ドレインパンチの回復を許さない等の立ち回りを取ることができます。影踏み滅びにも地味に強いです。

構築内で唯一テツノカイナと戦えるポケモンであり、鬼火や威嚇を入れることで機能停止にできます。

テラスタイプは鋼と炎を半減できる水タイプです。ディンルーからヘビーボンバーがよく飛んでくるので水テラス+鬼火で受けながらゴツゴツメットのダメージを与える動きが強力です。

 

 

ギャラドス@オボンの実

慎重 威嚇 地面テラス

努力値:H252 A44 B52 D156 S4

実数値:202-151-106-×-154-102

滝登り/アイアンヘッド/手助け/挑発

 

調整

滝登り
H4イーユイを確定1発
H252-B100イーユイを災いの剣込みで確定1発

HB:特化カイリューのノーマルテラス鉢巻神速を災いの剣込みで81.3%で耐え
HD:特化イーユイの悪の波動+眼鏡ハバタクカミのフェアリーテラスマジカルシャインをダブルダメージで災いの珠込みで確定耐え

 

構築の引き先かつ手助け枠です。
威嚇と数値の高さで生存能力がとても高く、オボンを持たせることで大体の攻撃を2耐えします。

ギャラドスの評価は使う前はそこまで高くなかったのですが、手助けを習得したことで掌を返すことになりました。パオジアンの攻撃と合わせることでありとあらゆるポケモンを倒せること、微妙な素早さから優先度の高い手助けが使えるので死に際でも仕事が果たせることが優秀です。

場に居座ることがあまり強くないポケモンだった記憶がありますが、手助けによって足りない火力と素早さを同時に補えているので、この技がないギャラドスを使う気になれないほどでした。

手助けがあるので守るの優先順位がそこまで高くなく、アイアンヘッドと挑発を採用しています。晴れ状態でハバタクカミやパオジアンに打てる点が便利です。

テラスタイプはバンギルガンとテツノカイナに強い地面を選択しました。使用率1位の鋼だと格闘が抜群になるので今回はNGです。

 

 

テツノツツミ@ブーストエナジー

臆病 クォークチャージ 毒テラス

努力値:H76 B4 C4 D172 S252

実数値:141-×-135-145-102-206

吹雪/ハイドロポンプ/フリーズドライ/オーロラベール

 

調整

ハイドロポンプ
H4振りイーユイを確定1発

フリーズドライ
HD特化ヘイラッシャをユキノオーの草結びと合わせて災いの器込みで確定

HD:オーロラベール状態で特化キラフロルのパワージェムを確定耐え
HD:オーロラベール状態でC252振り眼鏡ハバタクカミのマジカルシャインをダブルダメージでほぼ2耐え

S:最速

 

構築の補完枠その1。サポーターのテツノツツミです。
割と不自然な調整の意図ですが、まず毒寿司と戦う以上キラフロルからワンパンされてはいけないのでHDベースで、残りはSブーストハバタクカミを確実に抜くために最速にしています。

ブーストエナジーの性質上、一度引っ込めると効果が切れます。終盤で再び場に出した際にS135族のポケモンから抜かれたくないのでこのような数値になっています。

オーロラベールを貼ってもう一度行動出来たら大体の仕事は終わっています。Cに全く振っていないので火力は後述するユキノオーに任せました。

ツツミノオーの並びを見せることで、相手にオーロラベールをイメージさせてコノヨザルが壁+ビルドアップ型に思われたらといいなぁという気持ちもありました。

テラスタイプは草、格闘、フェアリー、毒を半減できる毒です。特にチオンジェンやハバタクカミ、キラフロルといった毒寿司に入っていることが多いポケモンに強くなります。

 

 

ユキノオー@拘り眼鏡

控えめ 雪降らし 水テラス

努力値:H252 B4 C252

実数値:197-×-96-158-105-80

吹雪/ギガドレイン/大地の力/草結び

 

調整

吹雪
H252-D4振りモロバレルをダブルダメージで87.5%で1発
H100振りハバタクカミをダブルダメージで確定2発

大地の力
H252振りコータスを確定1発
H252振りチョッキキラフロルを確定1発

草結び
HD特化ヘイラッシャを87.5%で1発

HB:オーロラベール状態で特化鉢巻カイリューの飛行テラバーストを87.5%で耐え
HD:オーロラベール状態でC252振り眼鏡ハバタクカミのフェアリーテラスマジカルシャインをダブルダメージで2耐え

 

構築の補完枠その2。アタッカーのユキノオーです。
アタッカーのユキノオーは命の珠を持つことが多いですが、今回は眼鏡で採用しました。モロバレルコータス、ヘイラッシャ等のポケモンを1発で倒すには眼鏡の火力が必須になります。雪のB上昇とオーロラベールを合わせることで見た目の数値以上に硬くなるので命の珠の自傷ダメージはそもそもユキノオーに合っているとは思えません。

オーロラベール状態で打つギガドレインが思っていたよりも強く、眼鏡の火力でダメージを与えながら回復できるのが今作のユキノオーの強さの一つだと感じさせるほどでした。

草タイプで胞子を無効化しながら高火力の範囲技を有しているので、モロバレルに滅法強いです。水テラスされても今度は草技が通るので隙がありません。

炎が4倍という弱点もありますが、水テラスタルによって半減にできるので炎タイプの前でも悠々と行動できます。半減吹雪を押していたらいつの間にかウインディが倒れていた……というケースも少なくありません。

ツツミノオーの天敵とされるコータスを大地の力でワンパンできるのも眼鏡の強さです。テラスタルが残っていたらトリル状態でもコータスを倒すことができます。

単体でもスペックが高いので、テツノツツミを出さずにユキノオーだけ選出することもちらほらありました。

 

 

選出

基本選出①

+

+

対応範囲が最も広い選出です。初手のパオコノヨで相手の残数を減らし、2ターン目以降は積極的に交代して数的有利を維持していきます。両引きするケースも多々ありました。初手で圧倒してそのまま勝ち切るか、終盤にパオコノヨを出し直して〆るプランの2つがメインです。
テツノカイナがいるときはパオジアンをミミッキュに下げて鬼火を入れながら、隙を見てギャラドスを投げて機能停止を目指します。

 

基本選出②

+

+

初手に手助けがほしいときはこの選出です。基本選出①とはコノヨザルとギャラドスの順番が異なるだけで同じ4匹になります。

手助け+パオジアンの悪テラスで全てを破壊します。自分より速い相手には不意打ち、遅い相手には地獄突きで相手の行動を許しません。

困ったら上記の2つの選出で大体戦えます。

 

vs毒寿司キラフロルヘイラッシャ

+

+

キラフロルヘイラッシャで来るのでオーロラベール+草結びでヘイラッシャのワンパンを狙います。その後はユキノオーミミッキュに下げてオーロラベールを盾に殴り合います。Sブーストハバタクカミの身代わりが少々面倒ですが順当に行けば有利に戦えます。

 

vsイッカネズミコノヨザルイッカネズミ

+

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初手はイッカネズミが守るをしてくる場合が多いのでハイドロポンプ+悪テラス地獄突きをコノヨザルに集中します。フレンドガードがありますがパオジアンの火力が高すぎて大体吹き飛びます。
その後、ハバタクカミが来て盤面がやばそうなことになりますが、パオジアンをユキノオーに引きながらオーロラベールをすることでそのままハバタクカミに押し切られることなく試合が進みます。
パオジアンとカイリューミミッキュの役割対象なので来てくれると嬉しいです。

 

vsオーロンゲサーフゴーディンルーモロバレル

+

+

オーロンゲがリフレクターを貼ってくるのでパオジアンで瓦割り……ではなく隣のサーフゴーに手助け地獄突きを押して倒します。水テラスタルをしてこようが関係なく倒せるので問題ありません。サーフゴーさえ倒せばあとは何とでもなるのでモロバレルの胞子にだけ注意しながら挑発を入れます。

 

vsハバタクカミイーユイテツノツツミパオジアンカイリュー

+

+

大体テツノツツミorハバタクカミ+イーユイで来るので不意打ちとインファイトで残数を減らします。終盤のミミッキュが1vs2をひっくり返せるくらい強いので大事に扱います。

 

vsツツミノオーミラー

+

+

パオジアンの瓦割りが活きる対面です。オーロラベールを無効化しながらコノヨザルのインファイトが雪状態のツツミノオーをワンパンできるので有利に戦えます。

 

vs追い風

+

+

追い風役はヤミカラスファイアローなので隣に悪テラス手助け不意打ちを押して残数を減らします。ハバタクカミがフェアリーテラスをしようが、半減のイーユイだろうが不意打ちで吹き飛ぶので問題ありません。

 

vsトリル

+

+

全力でトリックルームを止めましょう。イエッサンに命がけ、グレンアルマに悪テラス地獄突きを打って盤面を消し去ります。どちらかが襷を持っていたら諦めます。

 

vs晴れワタッコ

+

+

初手にコータスが来たらパオジアンをユキノオーに下げてハイドロポンプコータスに打ちます。外れた瞬間負けなので祈りましょう。

ここまで並べた通り、パオジアンとミミッキュ、コノヨザルの選出率がとても高いです。出せば大体仕事をしてくれるので出さない理由がないなら大体出してました。ツツミノオーの並びですがツツミもノオーもほとんど出していません。追加本戦でもツツミノオーの選出を一度もしなかった気がします。

 

感想

パオジアンコノヨザルミミッキュの3匹がとにかく強力で、レギュレーションCの初めから今日までずっと使い続けていました。

予選やランクマッチでも高い勝率を維持でき、特に3回目予選では自身で初となるダブルバトル関係で1桁順位を取ることができてとても嬉しいです。

追加本戦は8-2と十分な勝率でしたが、最終更新のボーダーの波に吞まれて惜しくも幕張には行けませんでした。正直めちゃくちゃ悔しかったので来年こそはオフライン大会まで勝ち進めるように頑張りたいと思います。

レギュレーションCは今月で終わってしまいますが、レンタルチームIDも載せているのでよかったら使ってみてください。圧倒的火力とスムーズなテンポで試合時間がとても短いのも特徴です。最低限の汎用性を保ちながら初見殺し要素を詰め込んだ構築になっており、使っていて楽しかったです。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。次はレギュレーションDでお会いしましょう。