どうも、四畳半です。
今回はSURさん(@porigon865885)主催のヌケニン2on2大会に参加したので事前考察と結果を忘れないうちに書いときます。
詳しくは↓の記事
sursursursursur.hatenablog.com
・ルール
剣盾準拠のダブルバトル(レベル50統一)
手持ちはヌケニン2体だけ
持ち物の被りは〇
・事前考察
まずヌケニンについて
種族値:1-90-45-30-30-40
特性:不思議な守り
弱点以外の技を無効にします。
補助技は通るのですが、今作では毒毒の技マシンがないのがポイントです。
・主な技
かげうち:効果抜群の先制技。入れない理由がないがゴツメに触れると死にます。
シャドーボール:非接触技。優先度が高くないのでゴツメ一点読み。
かぜおこし:非接触技。ダイジェットで使うことで味方2匹の素早さが上がります。
ツチニンの遺伝技なので用意が面倒。ツバメ返しは剣盾から没収されました。
ゴーストダイブ:一時的にフィールドから離れることができます。離れている間にも砂ダメージは受けます。
すなあらし:全体破壊兵器。襷を貫通するが防塵ゴーグルで防ぐことができます。素早さの速い順にダメージを受けます。
おにび:毒毒がないので採用するならこれ。砂ダメージ→火傷ダメージの順なので、砂か攻撃でやられると負けます。
あやしいひかり:混乱自傷が1/3になったので採用するには余程の運がいります。
トリック:くっつき針とかを渡しながら相手の道具を奪えます。
サイドチェンジ:ヌケニン同士の場所が替わります。使いどころが難しそう。
にほんばれ:すなあらしを消せます。
まもる:こらえるとの択。補助技を無効にできる代わりにダイマ技が貫通します。
こらえる:まもるとの択。ダイマ技を防げる代わりに補助技が貫通します。
・主な道具
きあいのタスキ:一度だけ攻撃を無効にできます。すなあらしや火傷ダメージは貫通。
ゴツゴツメット:こらえることでかげうちをしてきた相手を一方的に倒せます。判定が昔と変わっているのでゴツメダメージで倒しても負けになります。
ぼうじんゴーグル:すなあらしのダメージを無効にします。
ラムの実:火傷や混乱を防ぎます。
こだわりスカーフ:同速ゲームにおいて必須。かと思いきやタスキには勝てないので運用は困難。
黒い鉄球:砂ダメージはSが速い順に受けるので遅い方が最後に倒れます。ゴーグルでよくないか。
(主催による分かりやすい三角関係の図)
これらを考慮して採用されそうな並びを考察しました。
①両タスキかげうち
シンプルイズベスト。ひたすら相手を上から殴れるように祈りましょう。
まず初めに思いつくであろう型。
ゴツメこらえるに対して不利を取ること。
一見有利に見えそうなすなあらしにも砂を撒く方にかげうちを集中しなければ勝てないこと。
ミラーにもお祈りしなければならないこと、何よりこのシンプルな並びをこんなルールで採用する人は少ないだろうと予想しました。
②タスキすなあらし+ぼうじんゴーグル
片方のタスキヌケニンがすなあらし、隣のゴーグルヌケニンがこらえる(まもる)をする並び。
両タスキに対してすなあらし方向にかげうちを集中されない限り勝て、ゴツメこらえるには一方的に勝てるので三角関係の2つに勝てます。
ミラーには生き残ったヌケニン同士がかげうちを打ち合います。50%で勝てます。
広い範囲に勝て、最悪ミラーしても50%で勝てるのでこの型が一番多く採用されるのではないかと予想しました。
③両ゴツメこらえる
初手両こらえるでかげうちを押してくれることを祈りましょう。
砂に勝てない+両タスキに初手守られても負けなので採用される数は少ないと予想しました。
④両タスキトリック
初手両トリックで相手の道具を奪います。集中されない限りタスキを渡すか相手の道具を一方的に奪えます。
ゴツメやゴーグルを奪えたら勝てること、両かげうちにも分散してくれたら相手のタスキを両方から奪えます。
問題として相手がこらえるか守るのどちらを採用するか明確ではないことです。
こらえるには貫通できますが、守られるとそこから不毛な択が始まります。
広い範囲を見れるのですが、すなあらし+守るに負けてしまいます。(こらえるには勝てる)
とりあえずこの4つの中では2番目のタスキすなあらし+ゴーグルこらえるが多いと想定し、これに絶対勝てる並びを採用しようと考えました。
・使用した個体
1匹目(こちらから見て左側)に選出するタスキヌケニン。
初手ダイマックスからのダイジェットを相手の右側に打ちます。
かげうちがこちらに集中されない限りはダイジェットが通ります。(守るやこらえるにも追加効果は発動する)
隣のヌケニンの素早さを上げて一方的にかげうちできるようにするのがお仕事。ダイマックスした方はかげうちが使えなくなるので要注意です。
このルールのためだけにバタフリーからかぜおこしを遺伝しました。
(ダイマックスレベルを10にしてもHPは1のままです)
2匹目(こちらから見て右側)に選出するタスキヌケニン。
初手こらえる+隣のダイジェットで素早さを上げます。
対すなあらし展開に対してはお互いにゴーグルヌケニンが生き残るので
こちらは素早さが上がったゴーグルヌケニン、相手は普通のゴーグルヌケニン
という対面にしてかげうちを上から叩き込みます。
守るではなくこらえるを採用しているのはミラー意識です。
ダイジェットが貫通するのを防げます。
まとめると
1ターン目
②ゴーグルヌケニン:こらえるで素早さを上げる
2ターン目以降は相手の行動によって変化します。
・すなあらしをしてきた場合→お互いゴーグルヌケニンが残るのでS+1ヌケニンの影うちで勝ち
・両こらえるをしてきた場合→恐らくゴツメと予想してダイジェットとかげうちを分散して勝ち
・両かげうちをしてきた場合→相当不利な択になります。恐らく負けです。
あとは臨機応変に対応します(正直祈るのみ)
ちなみに出す順番を決めてるのは技のデフォルト位置によるものです。
選出した際にはこのような配置になります。(マウスで書いたので字が汚すぎる)
技を選んだ時のデフォルトの対象はお互いに2番目に出した方になります。
何かが集中されるとしたらお互いに自分から見て右の方だと予想し2番目にゴーグルこらえるを置きました。
ダイジェットを打つ方向ですが、ダイマックスする方やタスキは1番目に置きそうという完全な偏見で右を選びました。
要するにただの願掛けです。
・大会レポート
参加者は11人だったのでツチニンブロック(5人)とテッカニンブロック(6人)に分かれて総当たりの予選をしました。その後ブロック1位同士が決勝を行います。
私はツチニンブロックだったので予選を4戦行いました。
・1戦目 vsえふさん 〇
お互いがヌケニンを2匹ずつ出してゲームスタート。
まずこちらのタスキヌケニンがダイマックス、ゴーグルヌケニンがこらえるを選択。
相手の片方のヌケニンが守りますが、そちらにダイジェットが当たりそのままダウン。
残ったヌケニンがすなあらしを使用してお互い1匹ずつヌケニンが倒れる。
こちらのゴーグルヌケニンが生き残って勝ち。
予想していたタスキすなあらし+ゴーグル展開でした。守るヌケニンが仮にこらえるをしてきたとしても、こちらのゴーグル持ちの素早さが上がっているので上からかげうちが通ります。
・2戦目 vsらちゅさん 〇
基本のダイジェット+こらえるからスタート。
相手のヌケニンが守るとこらえるを選択し、ダイジェットがこらえる側に当たってしまいます。
2ターンはダイマックスヌケニンはかげうちを使えないため、狙われると予想しダイウォール、隣のヌケニンが先ほどこらえた方にかげうちを選択。
相手はサイドチェンジとかげうちを選んでいたのですが、かげうちをダイウォールで防ぎサイチェン側にかげうちがヒットして2対1になり降参が選ばれました。
ゴツメこらえる+ゴーグルヌケニンというハイブリッドな並びだったようです。
サイチェンでゴツメに触らせようとしていたとか…。怖すぎる。
・3戦目 vs うえすさん 〇
相手はこらえる+すなあらし。こちらのダイジェットがこらえる方向に当たります。
そして隣のヌケニンがすなあらしを発動。お互いにゴーグルヌケニンがそれぞれ生き残り、かげうちで上から殴って勝利。
予想していた並びにマッチングして笑顔になりました。純粋に勝率が高いので採用するのも分かります。
・4戦目 vs SURさん 〇
予選最後に主催とマッチング。
ここまで3勝ですが、SURさんは2勝していたので直対的にこれを勝った方が予選抜けということになります。気合が入りますね。
結果としては3戦目と同様にすなあらし+こらえるだったので、残ったヌケニン同士のかげうちを上から通して勝ち。
無事に4戦全勝で予選を突破しました。ここまで3/4がすなあらしなので事前予想はまあまあ当たってたと思います。
・5戦目(決勝) vsモヴさん 〇
テッカニンブロックを全勝で予選抜けされていたのでなんとなくミラーが起きる気がしました。
はじめにこちらのヌケニンがダイマックス、隣のヌケニンはこらえます。
すると相手のヌケニンもダイマックス。この時点でもう分かる~って言ってました。
(なにこれ)
そしてお互いのヌケニンがこらえるを選択。勝負はここからです。
というのもミラーはダイジェットをダイマックス側に当てた方が勝ちだからです。ここで事前考察の配置が役に立ちます。
まず右側に放ったダイジェットが相手のこらえるヌケニンにヒットします。誰だ右に打てって言ったやつ。俺だった。
幸いなことに相手のダイジェットもこちらのこらえる側に飛んできたのでゲームが続きました。心臓に悪すぎる。
お互いにダイマックスヌケニンと通常のヌケニンが一匹ずつ、Sも上がっています。
ここから勝つにはどうすればいいのか…?
そう。かげうちを先に打てた方が勝ちです。(祈祷)
というわけで祈りながらかげうちを通常ヌケニンに選択。
なんとか50%を制してこちらのヌケニンが先に動いて倒すことができました。
あとはダイジェットをダイマックスに打ち合ってお互いにタスキが発動。
残ったヌケニンのかげうちで勝利!
決勝で完全ミラーしました。熱すぎる。(運ゲーでは)
というわけで5-0の全勝で優勝することができました。
11人中3人がダイジェット+こらえるで、にほんばれとゴツメが1人ずつ。あとはすなあらしって感じでした。
個人的な結論はダイジェットでしたが、もっと他にいい並びがあるかもしれません。
主催のSURさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。
夏の終わりを感じることができてとても楽しかったです(1月)
優勝賞品としてなんとウルトラボールヌケニンをいただきました。地味に貴重なので助かります。
おまけ
ダイジェットを放つヌケニンの図。
遺伝技のかぜおこしが活躍する不思議なルールでした。