畳日記

ポケモンの色々なルールをやってます

【単体考察】寂しがり襷ネギガナイト

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(スターアサルトかっこいいな…)

 

 

 

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ネギガナイト@気合の襷

性格寂しがり

個体値:31-31-0-31-31-31 (防御個体値0)

努力値:236-228-0-0-0-44

実数値:167-202-90-88-102-91

特性:肝っ玉

インファイト/カウンター/電光石火/命懸け

 

調整

H:命懸けでH252ガラルサニーゴ、H252ドヒドイデを確定

AインファイトでH252シールドギルガルド確定、電光石火が最大ダメージ

B:物理ダメージを最大にするためのB0

S:アーマーガア意識の20振り67族抜き

 

 

 

前置き

 

8世代からは新要素であるダイマックスが追加され、今までとは違ったバトルが繰り広げられている。

特にこのダイマックスが非常に強力であり、HP2倍技の威力上昇と追加効果といった強化を全てのポケモンに一度だけ使用することができる。

HPが2倍になるということは実質シングルバトルが3対3から4対4になったと言っても過言ではなく、お互いにこのダイマックスをどうやって通すか、どうやって喰い止めるかを考えてバトルをしていると思われる。

 

ダイマックスの性能は凄まじく、ダイマックスにはダイマックスで抵抗する人も多い。

逆に言うと、一般ポケモンで相手のダイマックスを倒すことができれば、それは1:1交換ではなく、1:2交換と言ってもいいほどのアドバンテージを得ることができる。

 

さらにシーズン1の初期は全体的に物理に偏ったポケモンが多く見受けられるので、これらのポケモンに対する回答が望まれている。(自分が望んでいるだけ)

 

 

まとめると

 

ダイマックスポケモンダイマックスせずに倒す、もしくは相打ち同然に持ち込むことができる

 

物理ポケモンに対して何らかの対抗手段がある

 

この2つの要素を持つポケモンがほしかった。

 

それがネギガナイトである。(ソード買ったから使いたかった)

 

 

 

解説

 

やりたいこと・・・カウンターでダイマックス物理ポケモンを破壊して実質1:2交換を行いアドバンテージを得る

 

(タイピングが面倒なのでここからはダイマックスをDMと表記します

 

ドラパルトやバンギラスといったポケモンはDMすることで耐久値が2倍になり、一撃で倒すことが困難になる。

 

さらに、DMには道連れ無効、レッドカード無効、がむしゃらが最大半分しか入らないなど、あらゆる絡め手に耐性がある。

 

解決策としてカウンターを使用することでこちらも2倍のダメージを出してDMごと倒そうと考えたが、ドラパルトやミミッキュといったDMポケモンゴーストタイプであり、格闘タイプカウンターは効果がなくなってしまう。

 

そこで目を付けたのが肝っ玉である。

 

肝っ玉は格闘とノーマル技がゴーストタイプにも当たるようになるのでドラパルトやミミッキュにもカウンターが通るようになる。

 

現在使用可能なポケモン肝っ玉とカウンターを両立できるのはネギガナイトのみである。

 

カモネギ系統には長ネギという急所率が+2になるアイテムが存在するので襷が警戒されにくいのもポイント。

 

 

技解説

 

インファイト

威力120、命中100の安定したメインウェポン。

 

進化前のカモネギのイメージがあるが、ネギガナイトのAは135であるので意地ガブリアスの逆鱗よりも火力が高い。

肝っ玉のおかげでゴーストにも等倍で入るので一貫性がとても高い。H252シールドギルガルドが確定である。

 

襷があるのでBDダウンは問題なく、電光石火と合わせることで無振りのロトムくらいなら倒すこともできる。

 

8世代からは肝っ玉に威嚇無効の効果が追加されたため、ギャラドスウインディに引かれてもある程度のダメージを与えることができる。

 

環境に格闘タイプが少ないので、サザンガルドやバンドリといった格闘の一貫がある並びに刺さることが多い。

 

DMして打っても威力95のAが上がる技になるので使う機会はほとんどない。

 

 

カウンター

ネギガナイトの真のメインウェポン。

 

DM物理アタッカーに使うことで後述の電光石火と合わせて多くのDMポケモンを葬ることができる。

以下に主にDMするポケモンへの立ち回りを示す。

 

 

①ドラパルト

8世代より新登場。DMするために生まれてきたと言っても過言ではない性能をしている。

基本的に物理の型が多く、スカーフや命の珠、弱点保険を持っていることが多い。

このポケモンのためだけに下降補正B0ネギガナイトを厳選するはめになった。許さねぇ…。

一番の役割対象であるのでこのポケモンについてだけは詳しく書きます。

 

 

ダイドラグーン・・・威力130のドラゴン技であり追加効果で相手のAが下がる。

恐らくネギガナイト対面での安定技。

 

無補正252振りでB0ネギガナイトに141~166のダメージが入る。返しのカウンターで282~332のダメージ。

無振りドラパルトのHPは163、DMしたドラパルトのHPは326であるのでカウンターだけでは基本倒せないと考えた方がいい。

A↓の電光石火と合わせることでお互いの急所率を考慮すると70%前後で倒すことができる。

 

火力アップアイテムを持っていると確定になるため、実際にはもう少し高い。

 

仮に耐えられたとしても裏の先制技持ちで処理することで実質1:2交換を行える。

できるだけ打たれたくない技なので裏にミミッキュを添えておくと良い。

 

思ったよりもネギガナイトが固すぎるので危うく計画が破綻するところだった(ガブリアスと同じBなんだよな)

 

 

ダイホロウ・・・威力130のゴースト技であり追加効果で相手のBが下がる

こちらのネギガナイトがダイマックスすることや裏のミミッキュを警戒して打たれそうな技。

 

ダイドラグーンと威力が同じだが、Aが下がらないので電光石火と合わせて90%前後で倒すことができる。

 

 

ダイジェット・・・威力130の飛行技であり追加効果で自分のSが上がる。

ネギガナイトに抜群で入りSが上がるので、持っていたら確実に打たれる技。

こちらからすると一番打ってほしい技であり、カウンターだけで倒すことができる。

 

HPに振った弱点保険のような型でも、電光石火と合わせて倒せるので問題ない。

 

 

ドラゴンアロー・・・威力50×2のドラゴン技

ダイマックスしてこない場合に打たれる技

 

ダイマックスしないとインファイト+石化で落ちるので基本はないと思いたい。

 

一発55~のダメージが入るのでカウンターで110~のダメージを与えられる。

電光石火と合わせると裏の先制技圏内に入るのでゲームエンドにはならない。

 

 

初手で対面できるとほぼDMしてくれるので対面で処理、もしくは裏と合わせて処理することでこちらのDMを温存することができる。

 

特殊ドラパルトはやめよう!

 

 

ミミッキュ

肝っ玉カウンターの役割対象。

 

皮さえ剥がれていたら剣舞されてようがDMされようがカウンターで処理することができるので、遅いポケモンのとんぼ返りやボルトチェンジと合わせたりすると確実に倒せる。

 

対面ではあまり居座りたくはないが、剣舞読みでインファイトか電光石火→次の攻撃を襷で耐えてカウンターといった動きもできなくはない。

 

 

ギャラドス

肝っ玉で威嚇が無効なので少しお得感がある。

 

龍舞されようがDMしてダイジェットを打たれようが、カウンターのPPは32あるので問題ない。

 

カウンターでDMギャラをぎりぎり倒すことができないが、電光石火と合わせて確定である。

 

相手視点ではダイジェットの起点に見えるのでそこをカウンターで倒せると一気に有利になる。

 

 

バンギラス

ダイマックスで数値が化け物になるポケモン

 

H252DMバンギラスに対してインファイトが確定なので問題ない。(割とギリギリなので焦った)

 

 

他にもカビゴンドリュウズナットレイパルシェン、ジュラルドン、ヒヒダルママンムードサイドン、ヨクバリスといった格闘抜群ポケモンが環境に多いので色々な相手に殴り合うことができる。

 

 

・電光石火

カウンターで届かないDMポケモンへの回答。

 

Sが遅いネギガナイトに必須な技で、肝っ玉の効果でゴーストタイプにも当たる。

 

単純に襷を盾にインファイト+電光石火を打つだけでも強力であり、襷ドリュウズや襷ポットデスにも対面で勝つことができる。

 

優先度+2のフェイントも覚えるが、火力を下げるとドラパルトへのダメージが足りなくなるので電光石火を推奨。

 

ネギガナイトがあと少し柔らかければフェイントを採用できたんだけどな…

 

 

・命懸け

ネギガナイトの役割範囲を広げてくれる便利な技。肝っ玉でゴーストにも当たる。

 

ガラル地方の物理受けポケモンであるガラルサニーゴドヒドイデHPが低い代わりに防御が高いという性質を持つため、命懸けで対面での処理が可能。

 

カウンターで1匹倒した後に起点になることを防ぐこともできる(1回は積まれる)

 

剣盾初期環境は全体的に物理環境なので、ネギガナイトでこれらの物理受けを処理できると裏の物理DMエースが非常に動きやすくなる。

 

余談だが、H252イシヘンジン(100-125-135-20-20-70)に対してインファイトを打つと耐えられてしまうところ、DMして命懸けをすると特殊威力100のAが上がる技になりイシヘンジンを確定で倒すことができる。

覚えておくと一生に一度くらいは使えるかもしれない(ほんとか…?)

 

 

まとめ

 

襷ネギガナイトの強さをまとめると

 

肝っ玉カウンター+電光石火によるDMポケモンへの反撃と対面性能

 

肝っ玉インファイト+電光石火による火力の押し付け

 

肝っ玉命懸けによる物理受けとの1:1交換

 

襷による初手性能の高さと積みポケモンに対するストッパー

 

などなど

 

肝っ玉の恩恵を全ての技が受けれるのでゴーストタイプに明確に不利を取らないところがグッド。

 

 

おすすめの取り巻き

 

・ドラパルト

相手のドラパルトミミッキュドヒドイデサニーゴなどをネギガナイトで処理した後に出してDMする動きが強力。

不意打ちを入れるとネギガナイトが処理し損ねたポケモンを詰めることができるのでおすすめ。

 

ミミッキュ

相手のドラパルトミミッキュドヒドイデサニーゴなどをネギガナイトで処理した後に出してDMする動きが強力。(2回目)

皮を盾にした行動保証や影打ちでの処理も優秀であるが、トリックルームを絡めた動きもおもしろい。

 

アイアント

DMすることで張り切りの命中不安を解消しながら高威力の技を打てる。

物理受けをネギガナイトで処理してから出したい。

 

 

物理のDMポケモンや先制技持ちとの相性がいい。

ネギガナイトが特殊にあまり強くないのでチョッキ持ちと組ませるのも一考の余地がある。

 

 

あとがき

 

8世代はダイマックスによるギミック構築の苦難が見受けられますが、なんとか隙を突いて小細工を通していきたいですね。

 

寂しがりB0フル遺伝のカモネギの孵化余りがボックスに一杯いるのでほしい人がいたらtwitter(@yojyosyugi)の方に連絡ください。

(なくなりました)

 

 

進化方法が厄介なのでそこは頑張ってください。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。