こんにちは。四畳半です。
今回はS16のスペシャルレートである上位禁止シングルで最終的に使用した構築の紹介です。
一月前に1900に到達したこの構築を改良した形になるため、まずはこちらをご覧いただけると幸いです。
今回は手短に改良点のみを書いているため、特に変化していないポケモンについては記入してません。悪しからず。
(こちらが1900までに使用していた構築です)
<構築の問題点>
とりあえずサブロムで上記の構築を使用していたところ、1800まではさくさくと勝つことができたが、そこからは1780~1820付近をさまよい続けることになってしまった。
その原因として
①シャンデラの大文字外し
②相手のスカーフムクホークや雨に対するメタの薄さ
③ニドキングによる択
のつ3つが考えられた。
①シャンデラの大文字外し
シャンデラの選出率の高さを考慮すると、大文字を打つ回数が自然と多くなってしまうため、ジバコイルやメガカイロスに外してしまってゲームが終了するということになりかねない。
威力の低下を考えても勝率が安定することを考えて大文字を火炎放射に変更した。
襷ブルルの増加も考慮して性格を控え目から臆病に変更することも考えたが、臆病火炎放射の火力では耐久に厚めに振ったブルルやメガヘラクロスに耐えられる可能性があるので、性格は控え目のままで運用した。
シャンデラ@気合の襷
控え目 すり抜け
135-×-110-216(252)-111(4)-132(252)
命中不安による負けがなくなったので安心して選出することができるようになり、元から高かった選出率がほぼ100%に近くなった。
ウツロイドやプテラ、アローラベトベトンなどがいない構築には襷を盾に非常に高い対面性能を発揮してくれたと思う。
②ムクホークや雨に対するメタの薄さ
デンジュモクがせっかくスカーフを持っているにも関わらず、スカーフムクホークや雨下のメガラグラージに抜かれていることが気になったので、この枠をS101以上の拘りスカーフ持ちでメガラグラージに有効打のある電気タイプに変更したいと考えた。
デンチュラ@拘りスカーフ
臆病 複眼
145-×-81(4)-149(252)-80-176(252)
チャーレムとニドキングがいる構築なので、ほぼ間違いなくねばねばネットを撒く襷持ちだと思われる。
ムクホークは浮いていてねばねばネットの効果を受けない、とんぼ返り+ブレバでデンチュラを倒せるので基本初手に出てくる。そこで初手とんぼ返りを誘って上からの雷で破壊しようと考えた。
雨下のメガラグラージにも上からエナジーボールを打つことができ、構築で苦手なラティオスやラティアスにもタイプ一致の虫技を上から打つことができる。
改良したい要素を全て持ったポケモンだと思いました。
欠点
複眼雷の命中率=91%
虫のさざめきで無振りラティオスが落ちない
最終日3日前に育成したのに一瞬でボックスに預けられることになった。
エレザード@拘りスカーフ
臆病 乾燥肌
137-×-73(4)-161(252)-114-177(252)
十万ボルト/ボルトチェンジ/草結び/破壊光線
デンチュラが届かなかった世界に到達できると信じ込んでいたポケモン。
対ムクホークは十万ボルトで安定して処理、メガラグラージを草結びで丁度倒すことができる。
破壊光線はメガチャーレムやメガミミロップを上から倒すために採用。メガミミロップは確定で倒せないが、グライガーのとんぼ返りや周りの先制技と合わせて処理が可能。
特性のおかげでアシレーヌに安心して後投げすることができる。偉い要素しかない。
欠点
物理耐久が低すぎる(メガチャーレムの猫だましで確定2発)
破壊光線を打っている場合ではない(それはそう)(チョッキアクジキングに3割弱しか入らなかった)
最終日2日前に育成したのに一瞬でボックスに預けられることになった。
ここまで試した結果、ビーストブーストによる全抜き性能、高いCからのマジカルシャインの強さを理解したので継続してスカーフデンジュモクを使用することにした(この項目なんだったんだ)
ムクホークはそもそも環境から消えており、雨はアシレーヌとシャンデラでなんとかなったので結果的に変更しなくて正解だったと思う。
③ニドキングによる択
ヘドロウェーブと大地の力の技範囲の広さによって、有利対面を作ったらそのままゲームエンドに持ち込める強さを持つニドキングだが、相手の交代際に何を打つかが悩みどころであった。
そこで、流し際に身代わりを置くことで有利対面を維持することを考えた。
この変更が大きく当たり、数々のイージーウィンを量産した。
ニドキング@命の珠
臆病 力づく
157(4)-109-97-137(252)-95-150(252)
ヘドロウェーブ/大地の力/冷凍ビーム→身代わり/不意打ち
冷凍ビームを打ちたい相手がグライガーくらいしか存在しなかったので特に問題はなかった。
流し際に身代わりを置いてそのまま3タテという流れがきれいに決まることが多く、大地の力読みで出てきたラティオスも身代わり+ヘドウェ+不意打ちで交代際の不安定な読みをすることなく突破できる。
これらの3つ(実質2つ)の要素を組み入れた構築がこちら。
並びは一切変更せずに技を変えて調整した。
<戦績>
メイン TNよじょうはん 最高1918(瞬間2位) 最終1878(最終8位)
サブ TNましろうどん 最高1861 最終爆死
最終日の夜に1915まで上げて3時半更新を見るために目覚ましをかけて寝ました。
無事に5時過ぎに起きれたので、更新を見て現在2位、1位まであと14必要ということが分かりました。
とりあえず1勝して1918になり、そこから1820を引いたので勝てば1位…でしたが、CS眼鏡クレセリアにぼこぼこにされてそのまま勝ちきれませんでした。
7世代のうちに1度くらい最終1位を取ってみたかったのですが、そう簡単にはいきませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
次はソードシールドのスペシャルレートでお会いしましょう∬*'ヮ')∬(そもそもスペレなさそう)
何かありましたら@yojyosyugiまでお願いします