こんにちは。四畳半です。
今年もそろそろ終わりですね。
年末と言えば忘年会や仕事納めなどで猫の手も借りたいほど忙しい方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は以前に使用した猫の手を用いた構築を紹介しようと思います。(自然な導入)
ORASを思い出す並びですね。
~猫の手について~
猫の手とは・・・
自分の手持ちポケモンの技をランダムに1つ出すという技です。
気合いパンチやフェイントなどの猫の手では選ばれない技を並べて使いたい技を絞ることができます。
主にレパルダス+催眠技を持ったポケモンの組み合わせが使用されていますね。
~レパガッサ(ドーブル)メタモン~
猫の手を用いる有名な構築に6世代で猛威を奮ったレパガッサ(ドーブル)メタモンというものがあります。
これはレパルダスの悪戯心を活かして優先度+1の猫の手で必ずキノコの胞子が出る技構成にして猫の手(キノコの胞子)→身代わり→威張る→イカサマで嵌める戦法です。
草タイプに勝てるようにドーブル(ダークホール)を採用する場合もあります。
しかし、7世代から悪戯心が悪タイプに効かなくなったことやダークホールの仕様変更に加えて威張るの命中低下+混乱自傷率の低下、カプ・テテフの登場などにより弱体化されてしまいました。
そこでキノコの胞子を無効化できる草タイプに一矢報いるためにVジェネレート(威力180/命中95)を採用した猫の手構築を組んでみることにしました。
~個体解説~
レパルダス@拘り鉢巻き
いじっぱりAS 悪戯心
猫の手/泥棒/寝言/守る
悪戯心により鉢巻き猫の手Vジェネレートを優先度+1で打つことが可能。
その火力は補正ありメガバシャーモのフレアドライブとほぼ同じである。
優先度+1からメガバシャーモのフレアドライブが飛んでくると考えると非常に強力であり、Vジェネレートの弱点であるBDSダウンも悪戯心によってあまり気にならない。
しかし、悪タイプに何もできない。悲しい。
ウルガモスやジャローダなどを上からワンパンできるとテンションが上がるぞ。
キノガッサ@毒々玉
腕白HB ポイズンヒール
キノコの胞子/気合いパンチ/カウンター/守る
見せポケなので選出はしないが草タイプを誘ってくれる(願望)ので入れておくといいことがあるかもしれない。
ドーブル@気合いの襷
ようきAS ムラっけ
Vジェネレート/カウンター/ミラーコート/道連れ
レートで使用できるポケモンの中で唯一Vジェネレートを覚えるので必然的に採用された。
襷カウンターorミラーコートと道連れが強力であり、対面で1匹を持って行ってくれるので普通に強い。
技の威力が高いためそれなりの火力が出ると思ったらVジェネレートをフェローチェに耐えられて涙が止まらなかった。
A種族値20は伊達じゃないですね。
メタモン@拘りスカーフ
穏やか かわりもの
へんしん/×/×/× (めざ岩)
レパガッサメタモンの偽装として採用。
他のポケモンが起点になりやすいとかそういうレベルではないのでこのポケモンがいないと全抜きされてしまう。
しかし、身代わりを残されるとへんしんできないので信用しすぎると悲しいことになってしまうので要注意。
ゴウカザル@格闘Z
ようきAS もうか
猫の手/気合いパンチ/フェイント/寝言
高いSからタイプ一致でVジェネレートを打つことができる。
猛火発動時のVジェネレートは珠ちからづくヒヒダルマのフレアドライブと同等である(分かりづらい)のでなんかすごい火力が出る。
Vジェネレートのみだと貰い火デルビルにすら負けそうだったので格闘Zを持たせた。
これによりヒードランにも打点を持つことができるのだが、Vジェネレートの反動でSが下がるのがとても痛い。
あとVジェネレートの命中率が95%なのでいっぱい外して負けました。
エネコロロ@命の珠
ようきAS ノーマルスキン
猫の手/どろぼう/寝言/守る
Vジェネレートは炎技であるので水タイプやドラゴンタイプに半減される欠点がある。
しかし、エネコロロは特性のノーマルスキンによってVジェネレートをノーマル技にすることが可能。
さらに威力も1.2倍となるので(6世代までは1倍のままだった)H4振りメガガルーラを低乱数で落とすことができるくらいの火力が出ます。(微妙だな…)
そしてエネコロロは7世代からSが20上がっている(70→90)ので思ったより速かったりします。
7世代で一番強化されたポケモンと言っても過言ではないかもしれない。
このままシングルレートに潜ろうとしましたがミミッキュ、ギャラドス、ランドロス、ボーマンダなどにぼこぼこにされるのが目に見えているので上位禁止シングルバトルであるS6のスペシャルレートで使用しました。
~戦績~
ぼこぼこにされました。
~反省会~
・物理受けが倒せない
・Vジェネレートの火力が絶妙に足りない
・耐久が低すぎて後投げができない
・他にもいろいろあるので省略
Vジェネレートで1匹吹き飛ばすことはできるのだが、その後のポケモンに対して後投げが基本できないのでそのまま押されるケースが多かった。
勝った試合はドーブルがカウンターミラコで返り討ちにした後にメタモンで全抜きすることがほとんどでした。どうしてこうなった。
悔しかったのでメガリザードンY(空を飛ぶ/ドラゴンテール/守る/気合いパンチ)と組み合わせてVジェネレートの火力を底上げできるダブルバトルにも挑戦しましたが1300代になったところでスプラトゥーンに逃げました。
ダブルバトルでの猫の手は対象を選べないので常にお祈りしなければならないんですよね……。
~あとがき~
育成した時はまあまあ強そうだと思ったんです。ほんとです。
明らかに弱い構築ですが使っていてめちゃくちゃ楽しかったので満足しました。
言い訳になりますがタイプ相性が逆になるさかさバトルではそこそこ通用すると考えています。
レートを溶かす覚悟がある人はぜひ使ってみてください。(QRは需要があるなら置いときます)
ここまでお読みいただきありがとうございました。