思ったより口が大きいことに定評のあるポケモン
そもそもマルノームとは
タイプ:毒
特性 :ヘドロえき/ねんちゃく/くいしんぼう(夢)
種族値:100-73-83-73-83-55 (計467)
主な物理技:ダストシュート/地震/大爆発/三色パンチ/種爆弾
主な特殊技:ヘドロ爆弾/冷凍ビーム/シャドーボール/まとわりつく/どろかけ/ギガドレイン/電撃波/水の波動
主な補助技:アンコール/みちづれ/あくび/どわすれ/どくどく/たくわえる/いえき/とける/のろい/いたみわけ/よこどり
技範囲が謎に広くて優秀な補助技が多い印象。
今回のマルノーム
マルノーム@黒いヘドロ
性格:ずぶとい
特性:ヘドロえき
努力値:H204 B236 S68
実数値:201-×-146-93-103-84
確定技:まとわりつく/みちづれ/アンコール
選択技:冷凍ビーム/あくび/どくどく/だいばくはつ
みちづれアンコールとは
先にみちづれを使ってから相手に補助技や低威力技を使わせたところにアンコールできる。
先にアンコールで技を縛ってからみちづれを決めやすくする。
特にこれらは相手のポケモンが引けない時や残り1体の時には非常に強力である。
この二つの技を両立できるポケモンは意外と少なく
ラルトス系統、マルノーム、ドーブル、ソーナンスしか存在しない。
ちなみに、これらのポケモンは全てみちづれアンコールに加えて拘束技も使うことができる。(ソーナンスは影踏み)
この中でも
・まとわりつく+あくびによる起点作り
・まとわりつく+アンコールによる逃げられない拘束ダメージ
などの点からマルノームに注目した。
マルノームの耐久を知ろう
努力値:H204 B236 S68
実数値:201-×-146-93-103-84
物理耐久
特化ミミッキュの+2Zシャドークロー耐え
無補正A252メガボーマンダの+1捨て身タックル耐え
A実数値181までのメガボーマンダの+2恩返し耐え
特殊耐久
眼鏡コケコの10万ボルト耐え
アシレーヌのわだつみのシンフォニアが確定1発
ほとんどの物理攻撃を1発は耐える耐久はありますね。
特殊技の高火力Zで落とされてしまいますが、ギルガルドやアシレーヌよりSが速いためみちづれによる1対1交換が可能です。
なぜマルノームなのか
起点作りや1対1交換に特化したポケモンは数多くいるがこれらを両立するポケモンは少ない。
相手の構築によって起点作りに専念するか、苦手なポケモンを持っていくかの選択をすることができる。
起点作りなら初手に出す、数的有利を作った後の詰めとして使うなら裏に残しておく、などの選出タイミングが重要である。
やりたいこと
・ヌオーやチリーンのようなまとわりつく+あくびによる眠り
裏に積みエースを添えることによって全抜きを狙う。
・ソーナンスのような拘束からのアンコールとみちづれ
裏の積みポケモンの邪魔になる相手を潰して一貫を狙う。
ヘドロえきなので宿り木の種で相手のHPが毎ターン25ずつ減っていく。
特に後投げしてきたテッカグヤやナットレイにまとわりつくを入れることによって安易な宿り木の種を許さない。(宿り木をアンコールして拘束+ヘドロえきで約4ターンの間定数ダメージを受け続ける)
宿り木の種を入れられた後にあくびを連打することによって相手の裏のHPが毎ターン減り続ける謎昆布現象が起きたりする。
ちなみに、特性をくいしんぼうにして持ち物を混乱実にした場合メガバシャーモのフレアドライブを2発耐えたりする。
(せめてイバンの実があれば……)
選択技をどうするのか問題
コンセプトとしてみちづれ/アンコール/まとわりつくの3つは確定だが残りの1つをどうするかが問題である。
以下に各技の特徴を示す。
・あくび
まとわりつくとのコンボや宿り木の種をステルスロックのように扱うことができるようになる。起点回避としても優秀。
・冷凍ビーム
メガボーマンダや霊獣ランドロスなどに対する打点。火力は高くないが攻撃技を入れることにより拘束アンコール中の削りが可能。
・どくどく
毒タイプにより必中となる定数ダメージ。鋼タイプを誘うので打つタイミングに注意。
・だいばくはつ
起点作りと起点回避用の自主退場技。この技を採用するなら性格はわんぱくにするとよい。
自分のおすすめはあくびか冷凍ビームですね。
相性のいいポケモン
ボディパージとZ技でビーストブーストを狙う動きが好ましいと考えられる。
持ち物はバンジの実などの混乱実がよさそう。
他にもいろいろいると思います。(思考停止)
あとがき
見た目が本当にとてもかわいいので一度育成してみてはいかがでしょうか。
アンコールとみちづれを両立できる、などの限られた技を覚える貴重なポケモンを活躍させられたら楽しいと思います。(差別化というやつ)
何か質問があればお気軽にどうぞ。イバンの実の解禁日時は知りません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。